夫・ASDグレーゾーン(グレーゾーン夫=グレゾ夫)
親の仕事の都合で閉塞的な地方の町で育つ。
夫の両親は隣県の県庁所在地出身。
その為か地縁のなさ故、幼少期~学童~青年前期まで人間関係の構築ができないまま「合わない土地」で暮らす。
大学進学で育った土地から離れ、卒業後は観光系サービス業に従事。
現在は父母の地縁の出身地で地縁のある県庁所在地の会社員として勤務。
会社の社風に合っているおかげでうまくやれていたが、転勤先(リモート勤務)で今まで感じたことのない「違和感」を感じるようになる。
妻の指摘により、自身がASDグレーゾーンではないかということを知る(未診断)。
妻の最大の理解者。
妻・HSP(デリケート妻=デリケ妻)
辺境田舎出身、実家家族が発達障害傾向。
ASD(未診断・自覚あり)の弟から暴力を受け、LD/ADHD傾向の母(未診断)にはどうすることもできず、ASD(未診断)の父は無関心という家庭で育つ。
高3で紹介してもらった臨床心理士より「アダルト・チャイルド(AC)」と諭され、心理系大学を志望するも叶わず、専門学校へ進学。
専門学校卒業以降、非正規勤務を数々渡り歩く。
2000年代半ば、既に成人した弟の行き詰まりから自ら「アスペルガー症候群かもしれない」という旨を告げられ、初めて「発達障害」という存在を知る。
結婚の為、夫の住む土地に出てきた際、ひょんなことから「HSP」という概念を知り、該当することに気付く。
専門学校卒業後も変わらず心理職を志望していたが、挫折。傾聴系ボランティア経験者。
実家での経験を踏まえ、「夫の理解者であろう」と心掛けている。